15日の記録。和室廻り縁1段目完了

今日の千葉は暖かい日でしたが、雨が降ったりやんだりの一日でした。

選挙カーが最後のお願いを連呼し走ってましたが、正直な事を言えば言ってる事はどの候補者も同じような事を言ってるし、違いが政党だけですから誰に入れようか悩んでしまいます。
国民の願いを聞いてくれる議員なら国も良くなると思うのですが・・・。


今日は、先日の失敗を生かし昨日の最後に電気鉋で削った廻り縁材を朝から仕上げ、加工し取り付けしました。

和室の廻り縁は様々な留めの加工方法がありますが、私は本留めと言う形状しか作りません。
本留めは手間は掛かるのですが、材自体の捩れなどがあってもある程度なら組み付け可能です。
手順的には柱の内法を廻り縁に写し取って、それを基準に墨をつけます。
墨はこんな感じになります。

木っ端が写ってるのが女木、留め形が写ってるのが男木です。
一番下が下端で、各面を撮った物です。

それぞれを刻むとこんな感じになります。

男木、女木を組み合わせるとこうなります。

まだビスでとめているだけですが、とめる前に軽く合わせて隙が開くようなら、くさび等を刺してもくっ付きません。
上から見たらこうなってます。

知っている方も多いとは思いますが、くっ付けるのが大変な作業です。
一枚だけ時間が出ていますが、全て固定し終わったのは15時を過ぎていました。

暗くなるのが早いので、大急ぎで二段目を仕上げ削りして、墨付けて作業終了です。