今日は左官がメインな一日でした

昨日と今日で計5立米の生コンを流しました。

基礎のベース部の5立米なら大した事有りませんが、土間打ちや犬走りのような場所の5立米は結構手間が掛かって、屈み仕事も多くなり腰の負担もかなりな物です。

今日は朝一で枠組みとワイヤーメッシュのサイズ合わせを行ってから10:30より打設開始です。

今日は暖かく午前中から流すので、強度を上げて温度補正とし混和剤(防凍剤)入れませんでした。明日も暖かいと予報が出ているしまず問題は出ないであろうと考えました。
怖いのは今夜の雨だけで、とりあえず表面硬化確認をして外部用の防水シートを掛けてきました。


枠は250mmのヒノキの足場板を利用し、G.Lよりも120mmほど下げて設置しています。
理由は、土が海岸地域特有の砂質の為、風で飛んで無くなってしまっても容易に下端が出ないようにする為です。

荒打ち完了の様子です。

アマ出しで叩いて砂利を沈めておかないと仕上げ撫でした時に砂利が出て綺麗に仕上がりませんので、しっかり叩いて締めて、砂利を沈めエアーを抜いておきます。
枠周辺は突っつく事と枠を叩いてエア抜きとジャンカを防ぎます。
エアコンが既に付けられていたので、配管カバーを外して前出しすることでかわしました。

仕上げ撫で終了の様子です。

打ち込み後の状態から更に硬化が進むと浮き水が出てきます。
この浮き水が無くなったら仕上げ擦りの合図となります。
まず、面鏝で面を取ります。その後ステンの薄い仕上げ鏝で仕上げていくのですが、最初に壁際などを墨に合わせて仕上げた後に中心部などを仕上げていきます。

コツは鏝は大きく動かして何度も同じ所を撫でない事です。
なでればなでるほど鏝痕が沢山付いてしまいます。
普通の金鏝やプラ鏝等で円を書くように動かして平面だしをすると楽に仕上げ鏝が当たる様になりますので、苦労はあまりしないで出来ます。


今日で左官仕事も暫らく無いと思います。
腰が悲鳴をあげそうなんで、暫らくは無理は出来ないですね。

難しいと思う土間打ちも慣れてしまえば以外と簡単で綺麗に仕上げられますよ。

明日はトタン剥がしになりそうです。