思い出の現場や作業

昨日は、親方の所や妻の実家に新年の挨拶に出掛けていた為、疲れて書けませんでした。
あるなしクイズも悩んで悩んで考えてましたが、昨日は答えは出ませんでした。


世間では、正月休みも今日で終わりですね。
私は7日まで休みですので、作業ネタがありません。

ですので、リクネタに答えたいと思います。

私の思い出に残っている現場は、4年前に建てたむくりをつけた入母屋屋根の家(お神楽増築)ですね。

純和風の家は弟子入り2年目にやったきりで、言われた事をやっただけでしたので、何をやったのかも覚えていない状態でした。
大工人生の中で2回目の純和風の家でしたが、一回目の事をはっきり覚えてない状態でしたので、はっきり言って初体験と変わりません。

親方に教わりながら墨を付け、隅木を4本作りカヤオイを3段分4箇所で12枚作ったりと今では滅多に体験できない事をした事が思い出です。

多分、この先10年は純和風の仕事は来ないと思うので、貴重すぎる体験だと思っています。

思い出の作業は、初めてツーバイフォーの建て方工事に参加した事ですね。
建て方と言っても、トラックで運ばれてきたパネルを順に建てて鉄砲で打つだけだったんですが、その辺の事は想定内でしたので驚きませんでした。
何に驚いたかと言うと、在来では基準とする芯も無く、誤差5mm以上でもOKという事でした。
一緒に行った大工さんも初体験でしたんで、2人で「ツーバイってこれでOKなの?」って顔を見合わせてしまいました。
たまたまその現場がそうだったんだろうとは思いますが、同じ木造でもこんなにやり方が違う事を知り、良い体験になりました。