腰壁施工。

昨日は、疲れていたのか記事書きながら居眠りして寝ぼけた文を書いてしまい恥ずかしいです。

今日は腰壁の施工をやりました。

腰壁の材料ですが、福州杉という中国の杉を加工した羽目板を使います。
福州杉も杉の仲間で、柔らかいのでちょっと当たれば傷が付くし鉛筆のけがき跡も残ってしまうので、かなり気を使います。
それと、木の匂いが日本の杉と異なり日本の杉と松の匂いを混ぜたようなさわやかさが有ります。

巾木とチェアレールも福州杉です。
これ加工されている出来合いですが、ユニではありませんので反りなどが強いです。
巾木は上部に、チェアレールは下部に深さ5mmで板シャクリされています。

施工方法としては、巾木を床に乗せ板シャクリから床に向かってビス止めして取り付けます。
巾木の下端は奥に向かって斜めになるよう鉋で1mmほど削ってくっ付きを良くします。
巾木が付いたら板の働き寸法を確認し、板の割り振りを考えます。
単純に割り振るだけでなく、窓枠などの切り込み部で細物加工と成らない様にする事とガス栓やコンセントボックスなどをカバーが付いた時におかしくない様に割り付けます。
割付が済んだら、入り隅部は巾木を割いたりししゃくって羽目板が入るようにして取り付けます。
板の上端の墨を打ちその墨より少し長くしてまとめて枚数分切って張りはじめます。

ボンドを縦に線上塗布してフィニッシュで雄実にパンパン止めます。

全て止めたらチェアレールを取り付けて完成です。

杉は、ピンで打っても隠し釘を使っても、痕が目立って大変です。
とんぼで押さえてもつぶれるし。何で打ってますか?
私はピン軽く当てて打ってますが、それでも痕が目立ちますね。

つくづく思う事があります。
例の人、要領は悪いし腕は無いし、仕事をしながら仕事は作るし最悪なんですが、この先どうなるのかなって・・・。