キッチン据付工事後編

土曜日の続きです。
パネル貼付とフード取り付けし仮並べで金曜日は終了としました。

今回のキッチンはフラット天板のスリム対面式なので、キャビネットの仮並べをして位置の決定を本決めして、リビング側の壁を造作しなければいけません。
位置決めはスライド収納型の場合、巾木や勝手口などの窓枠がある場合は引き出しが枠等に干渉しないようにスペーサーなどで壁から離す必要があるので、位置決めは慎重に行わないと施工不良となります。

位置決め完了後造作に移りますが、下地パネル等は部材として納品されているので悩みませんが、それの取り付け方法をメーカー指定方法で行うと非常に頼りない物となります。
255サイズですと二枚を連結し下地を組むのですが、連結部材は二寸角鉄板3枚だけですし床部は900ピッチで150位の桟を付けるだけでたわみ放題となるんです。
ですので、私は30×40を追加し床部と天板下に全て通し、極力撓まぬようにして蹴り込んでも動かぬように作ってます。マニュアルにないので専門工事業者もしてない筈です。
下地完成後、人造大理石天板をキャビネットに載せ固定後にキッチンパネルを貼って8割完成です。
残りの二割はパネル見切りやシーリング工事です。

タカラの対面式の場合、順番を間違えて組むとアウトな事があるので、施工手順はしっかり説明書で確認しないと駄目ですよ。